遊んで覚えるのが一番の学習法!プログラミング学習は国語・算数・理科の勉強法をまとめて学べる!?
現在、子供にプログラミング学習をさせることについて、非常に関心が高まっています。プログラミング学習は子供にどんなメリットがあるのでしょうか?
プログラミング学習で国語を学ぶ
プログラミング学習では国語に関する文章力や読解力が身につくと言われています。プログラムというのは「難しい暗号」ではなく、英語や日本語といった1つの「言語」なのです。自分がしたいことについて表現するというのは日本語でも、プログラミング言語でも同じことです。何かを伝える時に言葉の表現方法が色々あるように、プログラムの記述も1つではありません。同じ動作をするプログラムでも、書く人によって違います。これらのことから、プログラミングを学習することで、プログラムを通じて何かを表現し、発信するための文章力が身につくと言われています。他にも、文章を正しく理解するという読解力も身につくようです。プログラミング学習に興味を持つ子供の中には算数や理科などに興味がある反面、国語に苦手意識を持っている子供も多いかもしれません。しかし、プログラミング学習を通して、そのような子供たちも自然に国語の学習を行うことができます。
プログラミング学習で算数を学ぶ
プログラミング学習では、算数における「深い学び」の達成に寄与することが求められています。プログラムを作ろうと思ったら、その問題についての深い理解や論理的な思考力が必要になるので、自然な形で算数に必要な力を身につけることができるようになります。また、プログラムには論理式というものがあり、例えば“OR”や“AND”という記号です。意味としてORは「AまたはB」、ANDは「AとB」を表します。このような記号の意味を理解し、活用し問題を解く事で、論理的な思考力が養われていきます。プログラミング学習はこれらの力を自然に身につけられるため、算数を学ぶのに最適な勉強方法といえます。
プログラミング学習で理科を学ぶ
プログラミング学習では、理科に関わる内容も学ぶことができます。例えば、理科の実験をプログラム上で予測し、その予測と実際の実験とを比較し、相違点を考察します。理科の実験では、「予想」「実験」「結果」「考察」という流れが大切になります。
プログラミング学習を通じて、小学生の頃からこの流れに沿った学習することができます。また、実際に物を動かしたり、ロボットを作る経験により深い理解や知識の習得を望むことができます。一見生活とは関わりのなさそうなプログラミングですが、実は身の回りの情報機器や電化製品に組み込まれています。プログラミング学習により、関心や興味を高め、今までよりも意欲的に理科の学習に取り組むようになるかもしれません。